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去年からお世話になっているイグエムさんにて、展示初めです。

今回は、私の大好きな恒川光太郎の短編より『絵筆』という作品を制作しております。

その馬車に揺られる内に記憶は曖昧に、時間も行き来し、途切れ途切れの時代の中で、

『絵筆』はただ与えられた任務をこなす。

最後に、彼女は2つの世界をみる。

男は言う、『やっと、絵の具が乾いたのだ。』と。



難しい時期ですが、よろしくお願いいたします。

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