イグエムアート賞 受賞しました。
作家としては初となります。
次回、同会場igu_m_art galleryにて、7月末に5人展を開催いたします。
surprise ーサプライズー
7/29-8/3
このような状況下ではありますが。立ち止まるわけにはいかず、こんな中だからこそ、人の心を動かし、笑わせ、なにか一筋の光のみえる。そのようなパワーのある展覧会となることを祈ります。
日々何が起こるかわからない、『NEXT』次を目指し続ける、未来ある5人の作家たちのセッションとなります。
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『NEXT』展 受賞作
「絵筆」
恒川光太郎の小説『死神と旅する女』より
少女は断片的な記憶の中で、時代を旅する。少しでも、良い未来を描く絵筆として。
77の人を殺した。しかし、新聞に取り上げられることもなく、誰も彼女を覚えていない。
ただの事故だと、そう処理された。
戦争の起こるはずだった未来を彼女は、戦火に焼けることもなく、当たり前の日常を送り続けている。
コロナ禍の誰もが先の見えない社会で、これからの未来を、描く絵筆とは、我々
アーティストであり、観客である。
当会場を時代を旅する馬車と捉え、車窓の風景を描いた。
窓は、焼いて縮んだプラ板と絵の具
結果がでるまで、どんな未来になるのかは予測できない。
だけど、生きねばならない。
2021.1 蟷螂の斧 オオカツ
冬乃太陽さん撮影ご協力ありがとうございます。
いらして下さった方々、サポートいただいた方々、重ね重ね御礼申し上げます。
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