ヴォルス

数年前の私なら目に止めなかっただろうと思う。内面的感情に目を向け、何か形があるわけではないそれに姿を与えんとした画家であり写真家である。さらに私が彼を好きなのはその表現方法がジャンルを問わないということにもある。写真であれ版画であれ油彩も水彩も何でもやってのける。そして彼の作品は現代においても全く年期を感じさせず、どの年代の人間にもピタリと寄り添う。

こちらは後半に写真混じりです。有名かと言われれば微妙かもしれない。記事や展覧会も少ないのですが、好きな人は好きじゃないかな。

字幕なしのフランス語の和訳はできないので、解説が何言ってるかまではわからないんですが、着彩の多くの作品が取り上げられています。写真や線からは感じないんですが着彩されると途端にその感情のどぎつさを感じる。(写真のは哀愁があるし、線画にはユニークささえ感じる。)

こちらは着彩なしが多め。


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